「47都道府県女ひとりで行ってみよう」のあらすじと感想

「47都道府県女ひとりで行ってみよう」のあらすじと感想

小説大好きホッケです。

今日は初めて書評っぽい記事を書いていこうと思います。

読んだのは「47都道府県女ひとりで行ってみよう」という本です。

「47都道府県女ひとりで行ってみよう」のあらすじと感想

「47都道府県女ひとりで行ってみよう」益田ミリ著

あらすじの前に・・・

ホッケはたまに気分転換でふらっと書店に立ち寄るんですが、そんなときに出会ったのが「47都道府県女ひとりで行ってみよう

この本がパッと目に入ったときに、他の本の間で凹って感じで売られていて人気がある本なんだなぁなんて思ったのが手に取ったきっかけ。(ほかの本より売られていたということ♪)

次によくよくタイトルを見たら、なんかオモシロソウ。

女ひとりで」っていうフレーズと行ってみた。ではなくて「行ってみよう」というキャッチーな言い回しに惹かれてしまった。

さらに、このロナの馬鹿野郎のご時世

本を読んで旅をした気分になってみるのもいいかもしれない、なんていうフワッとした気持ちで手に取ってみた。(後で気づいたけど「旅行の行けない今だからこそ、旅行に行けずにモヤモヤしている人が手に取るはず!」っていう書店員の見事な販促術にハメられた気がしました笑)

あらすじ

著者の益田ミリさんが、日本には47都道府県もあるのに、行ったことがない場所があるというのはもったいないなぁという想いを抱くところから始まる。

47都道府県

そこから、全部行ってみようということで、33歳の終わりから37歳まで、毎月東京からフラッとひとり旅。名物料理を無理して食べるでもなく、観光スポットを制覇するでもなく。

その時の自分にちょうどよいペースで、「ただ行ってみるだけ」の旅の記録が綴られている。

感想

本を読んで和んだのは久しぶりだった。いつもミステリー系とか読むものだから・・・

ほんとにアテもなく、その場その場で興味が向くままに自分の行きたいところに行っていたのはビックリ

なんだかんだ言って、予定立ててしっかり行きたいところ行くのでは?っていう先入観がこっぱみじん

雲みたいにフワフワ~と流される感じで旅をしていた。

オモシロイのは、最初益田ミリさんは1人旅が好きではなかったというところ。

1人だと遠慮してしまう性格が、いろんな場所で見られて人間味を終始感じた。

推しポイントの3県!

①静岡県

決してホッケの地元だから印象に残ったのではなく、ホッケ的にありえない行動を益田ミリさんがしたこと&帰りの出来事について。

ありえないのは、バスで温泉に向かったけど、結局たどり着けず、さらに往復80分もの時間を費やしていた。

なんでも予定をキッチリ決めて向かうホッケ的に衝撃が走った。

もう一つ。帰りの出来事は、益田ミリさんが初めてのグリーン車で東京に帰ろうと高揚している中で、小学生の兄妹と乗り合わせたこと。

新幹線グリーン車

運悪く小学生たちの後ろの席になってしまった不運をこんな風に綴っている。

背もたれを最大限に倒している小学生の後ろで貧富の差を感じる35歳のわたし。せっかくの初グリーン車の思い出が、お金持ちの子供に踏みにじられたのであった。

その時の情景がありありと浮かんでくる文章がとても素敵だった。

②高知県

益田さんはタクシー運転手に促されるまま、特に見たくもなかった海岸沿いの景色を見に行くことに。

ただ、その日は曇っていて絶賛視界不良である。タクシー運転手は「晴れていたらいい景色が見れるんですけど」というたられば論を繰り返す。

結局曇り空を見ただけで12000円も使ってしまった。

普通だったら、12000円という大金を使って、わけのわからないドライブに連れていかされたなら怒り心頭のはずなのに、益田さんは不思議と腹が立たなかったらしい。

それは、高知人の「人柄」のせいだと言っていた。

そこで、旅の良さって地元の人の温度感を感じられることだよなぁと深く共感したため印象に残った。

③島根県

島根県に言った理由が衝撃的すぎる。

なんと、自分の苗字と同じ市「益田市」があることに小さいころから気にかかっていて行ってみたというのだ。

いやいや、普通だったら出雲大社とか石見銀山とか行くでしょ。マジかよっていう。

出雲大社

でも、益田ミリさんはしっかり楽しんでいることが伝わる文章なので、素敵な方だなぁって思った。

まとめ

やっぱり、のほほ〜んとした小説は心が和むよなぁっと思った。

コロナ禍で旅行に行けないウラヤマシさもあるのだけど、なんのアテもなく旅行するのもアリな気がした。

とりわけ、ホッケは旅行に行くとなったら、細部にわたって計画を立てる人だからなぁ。

でも、いつか気ままな一人旅をしてみよう。

みんなも読んでみてね!!!

㎰.

最後に気づいたけど・・・なんとびっくり。この本2011年に初版が発行されていた!

すでに29版発行されている。

すごいなぁ。

確かに読んだ後に、長く愛される本ってこういう本だよなぁって思った一冊でした。

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